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Q1.歯科の局所麻酔はどのくらいで感覚が戻るのでしょうか?
A.注入した麻酔薬の種類や量、患者さん自身の体質にもよります。
概ねで構わないのでどのくらいで目が覚めるのか?時間の掲載は可能ですか?
例)2時間〜3時間程度
よく使用する2%キシロカイン1.8ml、1カートリッジを局所麻酔で注入した場合、大人の方で2〜3時間程度で感覚が戻ります。
お酒の強い方は覚めるのがこれよりも早く、お酒に弱い方や飲まない方はこれよりも感覚が戻るまでの時間が長くなる傾向があるようです。

 

Q2.治療の後、飲食はすぐ行ってもいいのでしょうか?
A.処置後にある程度の時間の経過が必要な場合(十分な止血、材料の十分な硬化、歯に塗布した薬剤の浸透など)は10~30分程度、飲食をご遠慮いただくことが多いです。
処置の内容や、使用した材料等により時間が前後しますので、担当医の指示に従っていただきますようお願いいたします。

 

Q3.歯茎から血が出るのですが、歯を磨けばおさまるのでしょうか?

A. 出血する場所と原因によります。

歯と歯茎の境目から出る場合、境目や歯周ポケットという溝に溜まった汚れが炎症を起こしている事が多いので、この部分の汚れが取れて炎症の原因がなくなると出血はおさまります。

歯と歯の間から出る場合は、歯と歯の間の隙間の掃除を行う事が重要で、「歯間ブラシ」を使用されることをお勧めします。
ただ、いずれの場合も、磨いて取れる程度の硬さの汚れと、磨ける範囲内しか除去できないため、細菌の硬い塊である歯石が境目や歯周ポケットの中についている場合は、「歯石除去」の治療を行わないと出血は止まらない場合がほとんどです。
また、歯と歯の境目でない場所から出る場合は歯の根に起因することが多く、レントゲン写真を撮影して歯の根に原因がある事が分かれば「根管治療」という歯の根の治療が必要になります。
この場合はいくら磨いても原因が歯の根に残っているため、この治療を行わないと出血は続くものと思われます。

 

 

 

Q4.歯が欠けてしまったのですが、痛くないので放置してもいいでしょうか。

A.歯の欠け方の部位や程度によります。
上下の歯が直接当たる部分の場合は、徐々に欠けた部分の周囲が少しずつ砕けていき、損傷範囲や深さが大きくなると歯がしみたり、咬むと痛くなる事態に発展することがあります。特に前歯の場合は放置した結果、歯が折れるという最悪の事態になることもあります。
歯と歯の間が欠けた場合は、その場所に食べ物がよく挟まることが生じるために、徐々に欠けた部分が虫歯化して虫歯の穴に変化をし、次第に虫歯が深くなると歯がしみたり、痛みが出る事になります。痛みがひどい場合は神経を取る治療が必要になります。
このような経緯をたどり最終的には大事になる事もあるため、症状はないが気になるのであれば、歯科医に一度見てもらうことをお勧めします。

 

Q5.口を開けると顎がカクカクと音がしたり、口を大きく開けにくいことがあるのですが、歯科医院で診てもらえますか?

A.上記の2つの症状の他に、顎が痛い、顎が疲れる、を加えた4つの症状のうち、2つ以上ある場合は「顎関節症」の疑いがあります。
正常な開口量の状態の目安は、大きく口を開けた時に人差し指から小指の4本をくっつけた状態で縦に並べて上下の前歯の間に収まるかどうかです。(お口が大きく開かない方でも小指を除いた3本が収まれば良しとします)
この時に顎に痛みがある、4本(または3本)も収まらず2本以下しか収まらない場合は、顎関節症の疑いが強いと言えます。
一般歯科で行う治療としては(保険治療の対象です)、スプリント療法(マウスピースを就寝中に装着)を行い、改善するかを観察します。
症状が出て間もない場合で(数日~3か月程度)、顎関節内に問題がない場合は改善することが多いです。
症状が出て長期間(1年以上)経過している場合は、顎関節内の関節円盤(上下の顎の間にある軟骨)が変形している、円盤が定位置から大きくずれたまま戻らない状態、円盤が骨と癒着している、と言った状態が生じている場合があるため、スプリント療法を継続しても改善しない場合があります。
症状が出てから歯科医院を受診するまでが長ければ長いほど、後者に該当する可能性が高いと言えます。
このような場合は、スプリント療法をある程度の期間継続して改善が思わしくないと判断した後、患者さんの同意のもとで口腔外科のある病院に治療継続紹介依頼を行い、詳細な検査等も含めて治療継続を行うことになります。

Q6.虫歯で痛みひどかったので歯の神経を取る処置を受けました。その後、痛みがなくなったので、このまましばらく治療はしなくてもいいでしょうか?

A.神経を取っただけで、歯の根の中の消毒や清掃の処置をしていないのであれば、やがて歯の根の中に細菌が繁殖し、それが原因となって痛みが生じます。ひどいと腫れも伴います。
また、仮のふたをしているだけの状態のため、その歯で物を咬むとふたが壊れるばかりでなく、最悪の場合、歯自体が割れたりひびが入ったりしてしまい、歯として保存することが不可能となり歯を抜くような事態になります。そういう点を考えると、長期間放置しておくのは望ましくないと言えます。

Q7.歯を抜いた後、抜いた部分の傷の痛みはどのくらい続きますか?

A.傷の大きさや歯を抜いた部位、本数などにより痛みの継続時間は大きく異なります。
本数も1本でかつ傷が小さい場合は、麻酔が覚めた直後に多少の痛みが出ますが、鎮痛剤を1回服用することで済むか、飲まなくてもいい場合がほとんどです。
本数が1本でも歯茎を切開して抜くような内容である場合は、傷の範囲が広くなるので、痛み(場合によっては腫れも伴う)が2~3日続く場合があります。
本数が2本以上同時の場合も傷の範囲が広い場合と同様に考えておくといいと思います。

Q8.歯を抜いて抗生剤を出されたのですが、麻酔が覚めても痛みがないので服用しなくてもいいでしょうか?

A.歯を抜いた直後から傷にお口の中に存在している細菌が、傷に侵入します。侵入した細菌が繁殖すると、熱が出たり痛みが出たりという、いわゆる炎症反応が起こります。人により症状は異なりますが、抗生剤を処置後に服用しておくことで細菌の繁殖を防ぐことができ、炎症反応経度で済みます。
このように術後の症状悪化させない予防的な意味合いがありますので、処方された場合は服用されると心配がないと思います。

Q9.子供の乳歯がぐらぐらしています、放置していても良いですか?

A.お子さんが自分の指などでぐらぐらしている乳歯を、気にすることなく触って揺さぶっているようでしたら、自然に抜ける事が多いです。(抜けるまでの期間はまちまちです)
乳歯を触って揺さぶることを怖がっているようであれば、歯科医院で処置された方が食事もしやすくなり無難と考えます。